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  • 執筆者の写真Tougaku

指導するということ

更新日:2021年2月11日

稽古で指導をしていてよく思うことがあります。

一つ一つの技について、その技の理合と動きを実演を交えて指導するわけですが、自分が説明している動きと同じように動くよう伝えても、なぜか違う動きをします。

彼らにしてみれば同じように動いているつもりなのでしょうが、微妙に違う。門下生の一人一人が皆微妙に違う。

指導している私は一人で、この動きを皆同じように見ていたはずなのに違った動きになっているのはなぜ?と思っていた頃がありました。

何度説明しても私がイメージしている動きをしてくれない、何で出来ないのだろう?

私の動きが私がイメージしているものと違ってるのか?彼らにはそう見えてるのか?他人に教えるという事は、難しいなあ〜。と自分に自信が無くなったこともありました。

ある夕飯時、妻とテレビを見ながらの雑談中のことでした。

妻から「この人、〇〇さんに似てるよね」って言われ、私は、はあ?全然似てないけど…と思ったことがあります。そう言えば、こういう事ちょくちょくあったなあと。

同じ人を同じテレビで見て、共通の知人のことを話しているのに私達夫婦は違うように見てる感じてる?そう思って、ハッと思ったのです。

そういうことか、人はやはり十人十色、一人一人違うものさしを持っていて、そのものさしがみんな違うんだろ?

同じ場で同じ物を見ても、それを全く同じには感じていない、大きな違いはなくとも一致はしていないのだと思ったのです。

そう思ったら、前述の稽古での動きの違いにも納得がいきました。

一人一人皆違う。

性格も体格も年齢も育ってきた環境も何もかも皆違うわけですから…個性っていうのでしょうか、皆違うわけだから、私が同じことを見せて説明しても、私のイメージ通りにならないのは当たり前なのでは、と気付いたのです。

以降はとても指導が楽になりました。一人一人に合った指導を考えるようになり、大事なことは形じゃなくて、私の伝えたいことが理解してもらえてるかどうかということ。

人それぞれ受け取り方が違うことを理解して、大事なところはしっかり注意し、細かい部分は間違っていない限りは個性と捉えて、私の説明をどういう具合に理解してくれているのだろうかと考えながら指導しています。

これが正しいかどうかは分かりませんが、今の私が、門下生を指導する上で気付いたことでした。




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